愛媛と岡山、宮崎で山火事が発生しました。
先日は大船渡でも・・
地球温暖化の影響なのでしょうか。
そういえば3月に夏日が3日以上発生するのも初めてだそうです。
山火事のニュースを見ていて院長が感じたこと・・・
最後は神(雨)頼みなんですね。
これだけ科学が発達した世の中でも、人工雨を降らせて山火事を止めたりはできない。
何年か前に本で読んだことがあります。
科学の最先端と言ってもいいロケットの打ち上げ・・・
NASAの科学者が地球を離れていこうとする宇宙飛行士たちにかける最後の言葉は、”Good Luck”とか"God bless you"だそうです。
結局最後は神頼みの部分がある・・・
医療もそれに近いです。
いろいろな治療を試みても、こちらが期待した反応をしてくれない患者さんはいらっしゃいます。
逆にある意味神頼み的な治療が著効を示すことも・・・
所詮21世紀の科学なんて、30世紀の人間からみたら、「大昔はこんなこともわからずに治療していたんだね・・」「怖い世の中だったんだね」って言われるんです。
わずか400-500年前には祈祷師だったのが今の医者ですから・・・
神頼みは切っても切り離せないのが医療ですかね・・・
まあ、そんな中でも消防や自衛隊の人たちが今できることを一所懸命にやっていたように、我々医療者もできることのベストを尽くす・・そんな気持ちで頑張りたいと院長は思っています。
皆さんに知っててほしいのは、医療は完璧ではないということです。
治せない病気は無い・・なんて大きな幻想なんです。
でもどっかで神様は見ていてくれるかなぁ・・・頼むよ!
大阪万博がいよいよ開幕までわずか・・・
まだ出来上がっていない設備がいくつもあるようで・・・
前売りチケットも目標の1400万枚には遠く及ばず、800万枚しか売れていないそうです。
その800万枚も大半は企業などが購入したもの。
本当に来場者がその人数来るかはグレイです。
入場券は大人4000円とまあまあリーズナブルかとは思いますが、今の時期、「キャベツが高くて購入できない」と言っている国民が、わざわざ大阪まで行って、大枚をはたいてくるとは思えませんよね?
そんな中、我が国の総理大臣は10万円の商品券を15人に配ったそうです。
「私のポケットマネーなので政治資金規正法には該当しません」と言ってるとか・・・
ポケットマネーで150万円もほいっ!とい使える人に、キャベツの値段は難しいかしら?
コメも高騰しているけど、やっぱり政治家の先生方には「コメが高すぎる」という感覚を持っていただくのは難しいのかな・・
そういう人達から万博に来い、万博に来いって言われてもね〜
私も我がクリニックの赤字を減らすのに精一杯で、とても万博なんかに行く暇はありませんぜ。
先日、このような記事が掲載されました。
相次ぐ社会保険料の削減によって、全国で医療経営が立ちゆき行かなくなってきています。
ご多分に漏れず・・当院でも2024年は平均すると毎月100万円以上の赤字でした。
黒字だった月は、GWの5月、インフルエンザワクチン接種が多かった10月11月と実際にインフルエンザが流行した12月の4ヶ月だけ・・・
年間で1500万円近く赤字になってしまいました。
その上で、政府からマイナ保険証推進の指示が来て、対応機器を購入したり、コロナ対策等の助成金は全て廃止になり、カルテも電子化推進政策なので電子カルテ導入(これだけで2000万円です)、さらには経年劣化による機器の更新(医療機器はだいたい5−10年更新で保証が無くなります)など。
そこに追い打ちをかけるのが原材料費の高騰を理由に仕入れ価格が全て値上げ・・・(医療費はどんどん値下げされているのに)
なんですか?日本国は医療を潰そうとしているんですかね?
千葉大学病院が、「患者さんの話をじっくり聞いて、3分診療しない」という診療に対して、保険適応なし(自由診療)5万円というのを始めるようです。
それが軌道に乗るようなら全国で始まるでしょうね。
保険診療の崩壊が始まっているのです。
高額医療費削減の話題がニュースやワイドショーで取り上げられていますね。
自民党政権は昭和50年代からずっと、「医療費削減」「医師余り」を訴えてきています。
昭和時代、開業医はぼろ儲けな印象が強く、医師=お金持ちという感じだったと思います。
2年に1回の保険診療費削減が続いてきた結果、令和の現在、開業医が徐々に倒産するようになっています。
あまりに医旅費削減しすぎたせいか、病院まで経営難に陥ってしまい、地方の機関病院でさえ赤字垂れ流し状態です。
そこで政府は医療費全体の額を削減するために最もお金がかかっている「高額医療費」を削減するという方針を立てたわけです。
ま、短絡的ですね・・・
もっと現場を見れば、全額自費でも良いんじゃないか?と思う患者さんがたくさんいます。
急性アルコール中毒、自傷行為、指示された服薬を勝手に止めて症状が悪化した人・・・
1週間前からの症状があるのに昼間受診せずに夜間に救急車を要請する人・・・etc.
そういう部分から手を付けて行ってはどうなのでしょうか?
いきなり高額医療費に手を付けてしまっては、本当に医療が必要なガン患者さんや集中治療あるいは救命救急医療が必要な患者さんの負担から増えてしまうのは目に見えていますね。
厚生労働省の優秀な官僚が考えた案とは思えないのですが・・・
もはや官僚にも優秀な人がいなくなってしまったのでしょうか?
2月11日は建国記念日です。
さて、どうしてこの日が建国記念日になったかご存じでしょうか?
院長は調べてみました・・・ググっただけですが・・・
建国記念日という祝日が制定されたのは昭和41年。
おや?意外と最近ですね。
院長はすでにこの世のものとなっていました。
なぜ2月11日かというと・・・
日本国を建国したのは遙か昔・・神武天皇。
初代天皇とされている方です。
神様が地上に降りてきて日本の天皇になった・・とか。
その神武天皇様が1月1日に建国をしたんだそうです。
この1月1日は旧暦(太陰暦)。
これを現在の太陽暦にすると2月11日になる・・・そうです。
へえぇ〜!!
昔は祝祭日には、自宅の軒先に日本国国旗を掲げている家が多かったんですけど、いまはほとんど見なくなってしまいましたね。
次第に国民の意識の中に、日本=我が国というものが薄れてきているのですかね・・
我がクリニックにも、2階の窓に「Stop the war! Stop Putin!」と書かれたウクライナ国旗は掲げているのですが、日本国国旗掲げていないな・・・
購入してクリニックに掲げよう!と思い立った院長でした・・・