上のグラフをご覧下さい。
縦軸が新車からのCO2排出量(製造からの全課程で・・)、横軸が走行距離です。
日本、USA、EU、CN(中国)で比較しています。
大まかに、走行距離が5ー6万kmまではガソリン車の方が排出量が少ない傾向です。
電気自動車の方が、構成パーツが多く、それらの製造過程で排出されるCO2が影響しており、また電気を発電する際のCO2も絡んでいます。
なので、電気自動車(HPV含め・・)を購入する方は、6万km以上乗らないと「地球にさほど優しくない人」なのですね。
でもガソリン車は年々燃費が落ちていきます。
電気自動車はあまり変わらないでしょう。
もっと深く考えると、発電に於けるCO2産生量は、自然エネルギーの使用や技術革新によって、今後どんどん減少することが出来るので、実際には電気自動車の排出CO2はもっと減少できる可能性があります。
それでも新車を3年毎に乗り換える人、年間の走行距離が短い人などはガソリン車でも変わらないかも知れませんね。
技術革新によって改善されるCO2排出量は、ガソリン車では毎年1.7%、発電技術では毎年3.2%減少しているそうです。
それにしても電気自動車を推し進めているEUのデータ・・・なんか操作されているように思えるのは院長だけでしょうか?
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