ここ数日、当院の受診者も少し落ち着いてきた感がありますね。
2月初め頃は連日50-70人の受診者がいましたが、ここ数日は30-40人に減ってきました。
それでもPCR検査をした方々の中の陽性率は50%を越えています。
また、救急車の受入要請数も1日10件を越える日が多く、その半分がさいたま市や上尾市、遠くでは越谷市や三郷市からも要請が来ています。
遠くからの要請の多くは、20件、30件と病院に受入を断られて川越にたどり着く救急隊ばかり・・・
どうやら埼玉県の中央から東側はだいぶ医療崩壊に近い状態のようですね。
川越市でも日によっては、他院がベッド満床だったり、院内で濃厚接触者が出ただので病棟閉鎖・・あるいは発熱患者は受け入れてません・・みたいな理由で当院に回ってくることがあります。
一昨日も24時間で14件の救急車を受け入れて、近隣の救急医療機関の中でも2番目に受け入れが多かったりしてます。
医療崩壊は近いかも知れませんね。
オミクロン株自体はさほど重症度は高くならないと言われていますが、あまりの拡散度合いと、クラスターを起こしたくない医療機関の思惑から、発熱患者の受入を断る医療機関が多く、逆に受け入れている医療機関はベッド満床・・と。
みなさん、今こそ、「不要な119要請は控えましょう」を実践すべき時です。
昼間に近隣の医療機関を受診する方が全然早く診察できると思いますよ。
下手すると救急車内で受入先が決まるまで2−3時間待ち・・・なんてことも。。。
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