クリスマスプレゼント
ジェフリー・ディーバー著、ペーソスの効いた短編集。1冊の文庫本に16編もの短編が詰まっています。しかも面白く読めます。
あおなり道場始末
葉室麟さんの時代物をチョイス。べつになんと言うことも無い内容ですが、文章が上手なので、引き込まれて読んでしまいました。
桜風堂ものがたり
たまたま本屋さんで手に取った本を読んでみたら・・結構感動したのです。ん〜、いいなあこういうの。そこで・・・
コンビニたそがれ堂コレクション
同じ村山早紀さんの本を連続でチョイス!きつねが主人公かい!でも、最近、街中にひっそり建っているお稲荷さんとか、小さな神社とか、あんまり興味無かったなあ。小さいときはちょっと怖さと神様がいるんだという安心感とを感じていたのになあ・・・
コンビニたそがれ堂祝福の庭
さらに村山早紀にはまってみました。なるほど、いろいろな人間模様がきつね(神様)目線で展開されるのね。なかなかはまると面白いなあ・・・
林家たい平 快笑まくら集
私、小学生時分から落語を見に行くの好きでした。両親は外国映画(ま、いわゆるロードショウ)が好きで、日比谷の映画館に連れられて行ったのですが、私に「何見たい?」と聞いてくるんです。そうすると「落語」って答えていた記憶があります。最近でもときどき落語行くんですが・・・たい平さんのまくら集が出ているのを見つけたら・・そりゃ買わずにはいられません。しっかり楽しませていただきました。
よるのばけもの
ちょっとホラー的なものを読もうと思って購入したのですが、意に反して学園ものでした。高校生の話。いいなあ共学・・・男子校出身の私は時々思うのです。でも、男子校はすっげえ楽しかったですけどね。でも、屋上で女の子と・・・あこがれ。
蜂蜜と遠雷
いきなりフランスの話で始まるので、ああ、フランスの田舎で蜂蜜農家に起こるお話?と思って読み進んでいたら・・・ピアニストの、いや、音楽家&芸術家&プロフェッショナルというものの厳しさがひしひしと伝わってきました。「音が聞こえてくる本」という評価がされていましたが、まさにコンクールの会場で演奏を聴いているような感覚になります。そしてそれぞれの人生にも思いを寄せていきます。ああ、さすが本屋大賞&直木賞ダブル受賞作品!!
i
なんだか良くわからなかったなあ。きっと女の子の気持ちってこうなんだろうね。繊細すぎる! 自分のルーツとその国に降りかかる世界情勢、そして平和すぎる日本。今の世界には愛が足りないよね・・・うんそう思う。でも自分を責める気持ちにはなれないなあ・・・
九十歳 何がめでたい
さすが佐藤愛子!よく医療では、九十歳の重傷者が来ると、「九十年生きてこれたから本望だろう・・」って言うけど、違う! 九十歳には九十歳の欲があり思いがある。全国の爺&婆に成り代わって、佐藤愛子が言い放つ!!快哉!!
人工知能は人間を超えるか
高校の同級生が早稲田大学の研究室にいる。救急医療にAI を導入できないか相談しに行ったときに、「これ読めよ」と言われて読んだ。いままで漠然と「AIってアトムみたいなもの?」と思っていたのが、はっきりこういうものか!とわかるようになった。一般人にもわかるように書かれている入門書的な本です。
総理の夫
将来、女性議員が総理大臣になる時代が来る。すでに狙っていそうな女性も数名いそうだし・・・そのとき、ファーストレディならぬファーストジェントルマン・・・の話。妻が総理大臣になってしまった夫の苦労。笑えつつ、身が引き締まります。
夢と希望の人生学
若い人たちに是非読んで欲しい本。著者がなんとなく入学した大学で、なんとなく面白そうだから選んだ講義。そこで人生が変わるような講義を受けた・・・その話。こういう先生のいる大学は良いね。そしてその先生に学んだ学生がやがて他人を指導する。歴史は繰り返される・・・・好循環!
死ねない老人
私の高校の同級生である医師が書いた本。高齢化社会、在宅医療、介護・・・日本の現状。厚労省の役人、政治家、県庁の職員・・・みんな読め!!
POLAR STAR ゲバラ覚醒
海堂尊さんの本を読んでみようと思って手にしたのがこれ。いつもの医療ものじゃなく、チェ・ゲバラの生涯を書くという。その第1巻。もっと思想寄りの話になるかと思っていたが、なんのことはない、異性に興味津々なただの高校生だ。大統領夫人エビータ、カストロなどとの関係も築かれつつ青春を生きるゲバラ。いままで革命家としてしか見ていなかったが・・・ちょっと好きになった。
コーヒーの冷めないうちに
過去や未来への扉が開く喫茶店。あの時、こうしていれば・・・って誰もが思った瞬間ってあるよね。それぞれの瞬間に道が分かれてきた。無数にあった道のたった1本しか歩んで来ていないって不安ありますよね。もっと良い道があったんじゃ無いかって・・・
騎士団長殺し
村上春樹の新刊。話題になってはいたけど・・・なんでこの人がノーベル文学賞候補になるの?って感じ。まあ、内容はそこそこ面白いですよ。でも途中からわけわかんない世界に突入!異次元を進んだらすべて無事に終わっていた・・って。ドラえもんだってもっとちゃんと解決するのに。
俺たちの戦国
ありがちな設定、ありがちなストーリーですが、まあ楽しく読めます。高校生が自分の体験を通じて、自分の街も昔にさかのぼれば戦場だったんだなあ・・・ご先祖様が守ってくれた土地なんだなあ・・的な話。
戦国24時
戦国続きで読みましたが、これは人生の終演を考えるのに良い内容ですね。様々な武将の人生の最後の24時間が描かれています。もちろん想像も多々含まれますが、救急やってると、朝元気に出て行った人が・・っていう話良くあるんです。戦国武将もそうだったのかなあ・・・人間なんて最後の瞬間まで「あ、俺死ぬの?」って思わないかも。そういう意味では病で亡くなっていく人の方が準備が出来る(しなければならない)のは勇気が必要だけれどやり残しも少ないのかなあ。
みかづき
私的には好きな展開ではない本です。とくに大きな展開があるわけでも無く、教育者の人生をたんたんと書いてあります。でも読み終わるとなんとなくホッとしました。多くの人の人生ってこんなもんかもしれないなあ。幸せって、よく周りを見ればたくさん転がっているよね・・・
団塊の後
堺屋太一元大臣が書いちゃうから笑えない。どうなっちゃうの???日本??? いい加減、国民も覚醒しないとだめじゃない???選挙の時に、会社に言われたから、とかお世話になったから・・って投票しちゃうの辞めない??
阪急電車
久しぶりに有川浩が読みたくなって、本屋さんで探したけど、ほとんどすでに読んでいて・・・これって映画化されたやつ?ちょっとミーハーかな?と思いつつ読んだ。いや、やっぱり有川ワールド面白いわ。でも最近、一時の書きまくっていた勢いが無くなっているのが心配。もう読む本が無くなってしまった・・・・
鳥類学者だからって鳥が好きだと思うなよ
なかなか挑戦的な題名。内容は鳥類学者さんの苦労と煩悩・・(笑)。いや、医師である私もこういう本を書きたい!って心から思いました。川上先生、拍手!!!!
沿線格差
首都圏の各通勤路線間に存在する優劣感。それを点数化してはっきりさせよう・・という本。そうか!と思わせることも多々書かれており参考になった。東急東横線あるある話で、「東武の車両が入ってくると損した気になる」が笑えた。
夢窓
鎌倉末期から室町時代に生きた、名僧、夢窓疎石にまつわる話。南北朝のどちら側にも信心され、いずれの陣営に偏ることもなかった。歴史を作った名将の陰に名僧あり・・・
アンマーとぼくら
あった!有川浩の未読の本。沖縄の義母と沖縄から出た北海道生まれの僕。最後にこんな夢が見れたら・・・泣けた。。ああ、早く次の有川浩の本が読みたい!
病院崩壊
毎日新聞の本の広告に掲載されていた。尼崎中央病院の理事長先生が書いた本。現在の日本の多くの病院が抱える経営難。そして経営主体に医療が行われる怖さ。どうすれば患者のための医療が再生できるか・・・などなど、医療者からの目線で書かれている。このままでは日本の医療は崩壊してしまう。国民、政治家、役人・・・みんなに読んで欲しい。
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