空の星たち

木曜日の夜、約10kmを走っています。

あ、もちろんじぶんの足でです・・車じゃありません。

 

先週、川にかかる橋の上で、ふと上を見上げたら、オリオン座がきれいに輝いていました。

冬の空は空気が澄んで星空がきれいに見えます。

その中でも頭上に大きく輝くオリオン座・・・・約4500年前の古代エジプト人達もこのオリオン座をいろいろな指標にしていたそうです。

有名なギザの３大ピラミッドはこのオリオン座の中心の３つの星と同じ配置だとか・・・

いったい何人の人間がこの星の下で生きたことでしょう・・・。

 

さて、オリオンの３つ星に沿って右上方向にずっと眼を向けていくと、おうし座のアルデバランが赤く輝いています。

さらに進むと日本人の心を打つ、プレアデス星団・・・日本名｢昴｣・・・がボウッと光っています。

 

清少納言が枕草子で｢星はすばる・・｣と挙げたように、日本人はこの星々が好きですよね。

自動車会社のネーミング、日本が誇る望遠鏡にも、各種雑誌名や学校名、曲名などいろいろな所に名前が飾られます。

そして私は我が長女に、｢上原すばる｣と命名しました。

大きくなったときに、自分と同じ名前の星が空にあったら素敵だな・・とロマンチックな考えで付けました。

 

冬の夜、ジョギングしながら娘の出生を思い返す・・・いつかは誰かの元に嫁いで行ってしまうのでしょうが・・・

そんな娘が今月12才になります。

子が育つのは早いなあ・・・あっという間に大人になるんですね。

そりゃ俺もじじいになっていく訳だよ。

 

人生はあっという間に過ぎ去るんでしょうね。

星の輝きは永遠に近いのになあ。。。。

みなさんもたまには夜空を見上げていろいろな想いに耽ってみませんか？