Books 〜晩夏&初秋〜

夏の間、読書三昧でした。まあ、ライトノベル文庫本が多かったので・・・冊数は増えましたが、内容的には6冊で1つの話だったり・・・

 

信長死すべし&清洲会議

books夏でご紹介したように、「地の日天の海」という信長/秀吉/家康時代の面白い本を読んだので、その周辺の本で、全く違う切り口のを2冊読んでみました。

「信長死すべし」は関連する個々の人物の立場での思いがシリアスに綴られ、これもなかなかな読み物でした。「清洲会議」は秀吉が明智を討った後の織田家の行く末を話し合う歴史上有名な会議ですが・・・これを三谷幸喜が三谷節全開で書いています。めっちゃ面白い!!

 

すべて真夜中の恋人達

芥川賞作家の川上未映子さんの本。内容的な表現などはすごくきれいなところもあるし、情景が目に浮かぶのですが、さて・・作者はこの本の内容から何を伝えたかったのか???さて、さて・・・俺には難しい。。。。。主人公が院長の性格では共感できない人だから・・かな。

 

天地明察

ご存知、映画化された原本です。まあ、のぼうの城もそうですが、だいたい映画より本の方が面白く出来てます。本は純粋に面白いです。そして日本人ばんざい!って感じ。

 

図書館戦争シリーズ6冊

有川浩の代表作ライトノベル。あるうら若き女性に勧められて読んだのですが、これまたメチャ面白くて一気に6冊読んでしまいました。どうしてこの作者は自衛隊とか戦争ものばかり書くのでしょう????

 

前後しますが、そう思って読んだのが、「レインツリーの国」。図書館戦争の話の中に出て来る架空の本なのですが、作者が架空で終わらせたくなかったために実際に書いてしまった本です。でもいい出来ですね。

 

仕事は楽しいかね?

アメリカで売れているビジネス書。成功するための心構えが会話口調で書かれています。これを読むと我がクリニックの方向性は間違ってないように思えるんだけどなあ・・・

 

波の上の魔術師

ま、これもライトノベルですかね?株で勝負する話に人間関係を織り交ぜて・・

 

星を継ぐもの、ガニメデの優しい巨人、巨人たちの星

3冊続きですが、実は4冊目に結論があるようです(未読)。books秋でお話しします。ここまでのところは、かなり面白い展開と持論で、「おお!宇宙規模のSF!!」

 

迷惑な進化

現在最後の章を読書中。種の進化、ある遺伝子を作動させない機構、後天的な素因で影響される遺伝子、はたまた癌と老化などなど、遺伝子レベルでどこまで生物について解明されて来ているかが、わかりやすく書かれていて面白いし、医師として非常に参考になりました。とくに女性の習慣や行動、摂食って子供や孫にすご〜く影響を与えるんですね!!!

 

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コメント: 3
  • #1

    あきら (金曜日, 28 9月 2012 14:05)

    天地明察は映画見てきましたよ!150分の映画にしては短く感じました。
    本の方が面白いってのは映画だと時間の規制があるからですね。
    ただ、この映画は中々のデキだと思います!

    のぼうの城も11月から上映が決定しました。
    これも見に行かなきゃ♪

  • #2

    院長 (金曜日, 28 9月 2012 16:40)

    あきら〜、本読めよ。絶対、天地明察ものぼうの城も本の法が面白いから!!時間の制約、金の制約などもそうだけど、やっぱり頭の中でイメージを想像しながらストーリーを追いかけるのは楽しいよ。
    でも映画先に見ちゃうと、想像が映画のシーンになっちゃうんだよね・・・・先に本読め。

  • #3

    あきら (火曜日, 13 11月 2012 21:58)

    本読んでから見てるんですよ!!
    時代劇映画はイメージがわかない文章があったりするので!

    現代小説は映画はスルーです。