幼稚園、保育園のインフルエンザに対する過剰反応が続いています。
昨年は急性腸炎に対する過剰反応・・・今年はインフルエンザです。
具体的には、最近は園児が37℃の発熱、あるいは平熱でも気分不良、グッタリしているだけの理由で、親御さんに「今年は平熱でも陽性になっている人がいるので、インフルエンザの検査をしてきてください」と強要しているそうです。
そもそもインフルエンザなんて我々が子供の頃はただの風邪の延長・・「ちょっとひどい風邪」で終わってた病気でした。
タミフルという薬物は1996年にアメリカの会社(当時のラムズフェルド国務長官が会長だった会社)が開発、スイスの多国籍企業ロシュ社が販売権を獲得して全世界に販売しました。その頃から国内外のマスコミがこぞってインフルエンザの危険性を吹聴し始めました。
そりゃ安全な病気なんて無いし、変に症状だけ抑えたら(特に発熱)重症化のサインが分からなくなって、脳炎や肺炎のリスクは上がりますが・・・本当か?
どうも世界的規模での詐欺みたいに思えるのは私だけかしら??
まあ、世界的に見ても欺されやすい日本人は見事に騒ぎ立てているのですが・・・・
おかげではっきりしたエビデンス(証拠)の無い、インフルエンザの予防接種も盛ん。
冬場に発熱した子供はほぼ全員、泣きながら鼻の奥を綿棒で擦られる国になってます(あ〜、かわいそう・・)
そしてお母さんは、「まだ発熱してから時間経過してないので、検査しても信頼性低いですよ」と伝えても「いいです。やって下さい!」
「インフルエンザはマイナスですね・・・」と言うと「え〜っ??」
ふむう・・・・日本という国は変だぞ。
この現象をおかしいと思わない国民性って何なのだろう?
つい3ヶ月前は似たような現象がマイコプラズマで起こってたなあ・・
ちょっと咳してたら、「マイコプラズマの検査を・・」って。
もう2〜3ヶ月すると、鼻水出したら「花粉症じゃないですかね?」って来るのかなあ。
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さんばんめ (火曜日, 14 2月 2012 01:44)
こんばんは。
今日は余裕が有りそうでしたので、ウチの子の予防接種に関してお聞きしに行きました。
毎度丁寧な対応をして頂き、事務方の引き継ぎも上手く回っている様に見えました。
引き継ぎに注釈を書き加える改善の様子も見えて、個人的にそういう小さな点にも、とても安心出来ます。
ウチもインフルさんは予防接種を家族全員打ちました。
リスクと予防確率、理解の上です。
正直、こんな物は当るも八卦と思っているのですがw
出来るだけの事をやった上で罹ったなら、まあ諦めも付くかな、とw
だから多分、罹っても諦めて治るのを待ちそうな気がします。
予防接種よりリスクの有ると思われる、タミフル飲みたく無いですし。
世の中、これだけ情報があふれてるんですから、
皆さんもう少し自分で調べると良いと思うのですが。
ああ、調べた後に自分の責任で判断するのが嫌なのかしらん?
院長 (木曜日, 16 2月 2012 21:58)
インフルエンザワクチンをうった方が効果がある・・というデータが出たのは子供だけだったかしら??でも国内のデータはほとんど無くて、前橋市医師会が出したデータでは、集団予防接種してもしなくても発生率は変わらない・・んで、国も集団接種辞めちゃったんですよね。
でも当院は職員全員強制的に二回接種してます。だって、病院に言ったらインフルエンザにかかってそうな職員が働いてたら嫌でしょ?
おかげで昨年も今年もインフルエンザにはあまりかかってませんね。
とりあえず (月曜日, 22 2月 2016 12:44)
予防接種の強制は違法なのでお気をつけください。