計画停電という無計画な方針に基づき、当院では停電時間帯の診療を休診と致しますので、この時間帯の救急搬送は受けれませんので・・・
これが私が救急隊に送付したファックスの内容です。
現代の病院・診療所は受付業務から、検査機器、撮影機械まですべてコンピューターが組み込まれています。
東電が行っているような、ある瞬間に突然、何の予告もなく電気の送信をストップされては、コンピューター類は全て破損してしまうのです。
したがって、実際に停電が行われるか行われないかわからなくても、行われる可能性がある・・という通告があれば、すべての機器をあらかじめ停止しなければなりません。
大病院では自家発電を備えているのですが、これだって3時間という長時間用ではなく、落雷や一時的な工事による停電のためのものです。
増して、クリニックなどに発電機なんかあるわけもなく・・・
東電により一方的に発表される停電時間には、診療ができない・・・休診という事態になっています。
当然、この間の保証など何もありません。
以前にも言いましたが、現在、国の方針として医療費削減を進めており、特に開業医に対してはかなり厳しい経営となるような報酬しか得られません。
当院も数時間の休診で赤字化する可能性が出てきています。
しかも東電はこの状況が4月いっぱいになる・・とか申しております。
ああ腹立つ!
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